落石防護柵工

ロックフェンス

ロックフェンスは、金網とワイヤロープ、支柱の塑性変形による合理的な構造で落石エネルギーを吸収します。柵高の種類が豊富で1.5mから6.0mまでを標準仕様としており、直柱・曲柱を選べるため地形に応じた設置を柔軟に対応できます。さらに設置・組立作業が比較的簡単で材料も安価なため経済的です。

ベースプレート式
ロックフェンス

ベースプレート式ロックフェンスは、既設の擁壁または安定した岩盤などにアンカーを使用して固定するため、大規模な擁壁工事や掘削が必要ありません。支柱をアンカーボルトで固定することで大規模な工具や機具が不要で、短期間で完工することが可能です。支柱が塑性変形するまでの荷重に耐え得るアンカーを採用することにより、埋め込み型ロックフェンスと同等の性能を発揮します。

鋼管型
落石防護柵工

鋼管型落石防護柵工は新たな緩衝機構により、斜面からの落石をスマートに防護し、衝突エネルギーの分散や吸収を効率的に行うことができます。エアハンマー式削孔機により下部工を設置できるため、ダウンザホールハンマーなどの大がかりな杭打機を必要とせず施工性にも優れています。また、支柱が鋼管型のため加工も最小限に抑えられ、外観をスマートに見せることができます。

張出し構造型
エネルギー吸収
落石防護柵工

張出し構造型エネルギー吸収落石防護柵工は、新たな支柱構造、金網、衝撃緩和装置の組み合わせで落石エネルギーを効率よく吸収する適用範囲の広い多機能型落石防護工です。山側からの施工が可能なため、原則として単管足場などの仮説が不要で施工費用を抑えられます。

その他
イージーネット工
ネイチャーネット
(支柱タイプ)
ネイチャーネット
(立木タイプ)